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数の原理で読むタロットカード
数の原理で読むタロットカード
数の原理で読むタロットカード
松村 潔
定価: ¥ 1,680
販売価格: ¥ 1,680
人気ランキング: 127628位
おすすめ度:
発売日: 2003-10
発売元: 星和書店
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
咀嚼力が必要
本書は解説書というよりは著者の世界観をタロットに仮託して表現したものであり、実験的性格が強い。そのため他の著作等を通じて松村氏の思考法に多少なりとも馴染んでいる人以外はいささか面食らうかもしれない。
体系的な知識の習得には適さないものの、元々言語化しづらい領域に関する著者の経験的知見が凝縮されていると言ってよく、これを発想源として何かを得ようという人に向いている。
微妙
『ユングとタロット』を読みました。その後に、『数の原理で読むタロットカード』を読んだのですが、圧倒的な質の差を感じてしまいました。二桁の数字になると「著者はちゃんとした結論をもっているのか?」という疑問を感じました。著者も『ユングとタロット』を参考文献にあげていますが、この本を読んでいながら、何でこういう内容のタロット本になったかなと・・・。
各カードの解説は、私が読んでいない本からの引用の部分で参考になったところがありましたが、1枚1枚の理解の仕方が私と随分違うところがあって、参考になったというより、疑問に思うところが多々ありました。
最後にある「参考文献」に直接当たって、自分自身で研究されることを望みます。まさか、グルジェフの理論がでてくるとは・・・。ドーリル博士の「エメラルド・タブレット」?? ドーリルさんしか読めなかったエメラルド・タブレット・・・信じているのでしょうか? タロットと全く接点がないものに、参考理論として引用するにしても、強引な印象を受けました。
『ユングとタロット』は金額の高い本ですが、「数の原理」についてもしっかり言及していますから、こちらを研究されることをおすすめします。
独特の世界観にもとづくタロット解釈の本
本書はタイトル通り、数の原理でタロットを解釈するというもので、まだ日本語で読めるタロットの本の中では、このようなアプローチは少ないので興味深く読みました。独特の世界観を持っている著者ならではの一冊というところでしょう。
ただ個人的には、二桁の数字のカードの解釈になると、ややこじつけっぽい感じがするところもなきにしもあらず……。とはいえ、数秘術とタロットを結びつけたいという人には、この本に書かれている解釈をベースに、更なる理論構築をする材料になるのかも。
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